工務店社長が教える!必須ポイント
皆様おはようございます♪
見学会の広告が今やSNS上では沢山ですね(;゚∀゚︎)
まあ、うちも例外ではないのですが…
27年この家づくりに携わってきて、今私が家を建てるならここを押さえて見学会に行くなぁというポイントを3つ上げてみました。
まあ、あくまで私の主観です!
①そこのメーカーで家を建てた人の話を聞く、もっと言えば社長の話を聞く
まずそのメーカーで建ててない、もっと言えば家を建てた事がない人から話を聞いてもそれは机上の空論とまで言わないにしても信憑性にかけます。
実際冬場、夏場でもそうですが、ウレタン塗装の床材と無垢材、漆喰とクロスでは温度は同じですが、体感温度が違います。
また断熱性能と湿度は関係ないんで梅雨時期、乾燥時期の住み心地は本当に大きな差が出ます。
ようは数値だけでは住み心地は分からないわけです。
先日見学会に来られた方の第一声が、この家は結露しないんですか?から始まりました。これ結構大手ハウスメーカーで建てられた方に多い質問です。
またどのような経営方針、ビジョンを描かれているか社長に聞いてみるのも良いですね。私なら必ず聞きます。
家は建てて終わりでなく、建ててからが本当に長いお付き合いになります。
その会社の10年、20年、生涯と付き合う覚悟があるかどうか必ず確認しておいた方が良いと思います。
②資金計画からアフターまで1人で担当する一貫性システムを探す。
家づくりの情報量は膨大です。必ずあるのが言った言わない問題。
これはお客様とだけでなく、社内で営業、設計、現場監督、職人の中でと本当に良く起こります。
それが故に社内の人間関係が悪かったり、現場の雰囲気がものすごく悪かったり、それを隠すがために担当ごとに役割を決めて分業制をしく。
そして立ち行かなくなると部署移動や転勤や退社…残されたお客様は泣き寝入りする事に。
この業界離職が多いのはこの責任のなすりつけあいに原因が大いにあると思います。
そういう意味でも転職したての人なんかは私は嫌ですね。最初の打ち合わせから最後まで、そしてアフターまできちんと一貫して責任を持ち続けてくれそうな現場のことも、職人さんのこともわかっている人にお願いしたいです。
正直、図面は人の力借りたり、色んなところから引っ張り出したりしてきてどうにかなるものなのかなと私は思います。
これ…最初にバシッと言っておかないと、そのまま担当にされますよ(;゚∀゚︎)
③建築地から近い展示場を持たない地場工務店を探す。
展示場一つ出展するのに年間1億近く経費がかかります。工務店の年間の広告費が売り上げに対しておおよそ2%〜3%と言われています。
となると一つの展示場で3〜40億の売上規模がないと物凄い建設費に負担がくるわけです。
3〜40億と言えば年間100棟前後必要じゃないでしょうか。
それが二ヶ所、三ヶ所あったりすれば値段の割にしょぼい仕様になるか、ものすごく高額な家になるかです。
ようは銀座の一等地と道の駅で買う寿司一貫の値段の差みたいなもんですよね。
例え同じ寿司だとしてもそれを出店する場所にかかる経費で値段が変わるものなのです。
経営上やむを得ません。
そういう意味でも生産者と製造者とできるだけ近い位置で家づくりする事が、イイというか納得のいうく家づくりのポイントになりますよね!
という事で完全に私の主観でまとめてみました。
皆さんは何を優先して家づくりをされますか?
私は家も食べ物も洋服もは高級なブランド品より、地域性のある、素材感のある方が好きです。