ペットと暮らす家のアイデア15選

家で飼うペットの代表格は犬や猫です。
しかし、大切な家族である犬や猫がストレスなく暮らすためには、どのような家が理想なのかイメージしづらい方も多いのではないでしょうか。

ペットが安心して暮らせる家にするためには、犬や猫の特徴を理解し、それぞれに適した対策を施すことが必要です。

この記事では、犬や猫の特徴を踏まえて、ペットと暮らす家を建てるためのアイデアを紹介します。

これから建てる家で、愛犬・愛猫と大切な時間を1秒でも長く共有したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ペットと暮らすための家のアイデア7選

まずは、ペットが安心して暮らせるための家に関するアイデアを7つ紹介します。犬や猫に共通した内容なので、家を建てる場合にはチェックしてみましょう。

1.専用の居場所をつくる

犬は集団行動が好きで、人と一緒にいたがる習性があります。
そのため、犬の場合は居間をはじめとしたオープンスペースに居場所をつくるのがよいでしょう。

一方で、猫は集団行動よりも、あまり人に寄って欲しくない性質を持っています。猫の場合は、オープンスペースではないところにパーソナルスペースを確保できればベストです。

ただし、ペット専用のスペースを設けるのが広さ的に難しいと感じられる場合があるかもしれません。
その場合は、スキップフロアや階段下のようなデッドスペースを利用するのもひとつの方法です。

2.走り回りやすい設計にする

家の中が走り回りやすい設計にすることです。特に、犬の場合は、走り回るのが好きな習性があり、室内で飼う場合は回遊導線を工夫することは必須といえるでしょう。

また、回遊導線のほかに、日頃から床に物を置かないようにして、ペットがストレスなく家の中を歩き回れるようにするのも大切です。

3.ペット用の収納スペースをつくる

  • ・トイレシート
  • ・ウェットティッシュ
  • ・洋服
  • ・ドッグフードやキャットフード
  • ・おもちゃ

これらのアイテムには消耗品も含まれるため、大量にストックしておく必要があり、置く場所を決めておかないと部屋が散らかる要因になるでしょう。そのため、あらかじめペット専用の収納スペースをつくっておけば、家の中をすっきりと美しい状態にできます。

4.内装材にこだわる

ペットが家の中で歩き回ることを考えれば、なるべくすべりにくい床材や消臭機能のある内装材をセレクトしましょう。

例えば、天然木素材からつくられる「無垢材」は不快なにおいを吸着する働きがあるため、室内の空気を清々しくしてくれます。
また、無垢材の中でも柔らかい種類のものは滑りにくいため、ペットの足腰にとっても負担が減るでしょう。

『THE fun house』では、地産品の無垢材を使用し、その地域の気候や風土に合わせた家づくりをしています。
木ならではのあたたかみも感じられ、住まうすべての生き物の身体にとって、やさしい設計です。

詳細は、以下の施工事例一覧からもぜひご覧ください。
施工事例はこちら

5.浴室に入りにくい設計にする

浴室に自由に出入りできる状態であれば、犬や猫が水を張った浴槽に落ちてしまい、溺れてしまうリスクがあります。

また、浴室にはシャンプーや石鹸のように、ペットが舐めると危険なものもあるため、浴室にはなるべくペットだけでは入れないようにする工夫が大切です。
浴室の位置も工夫するほか、浴室の扉は引き戸や内開きにするのがよいでしょう。

6.階段を取り付ける場合は、ゆるやかな設計にする

犬や猫は、階段を移動するときに飛び降りることがありますが、急な階段だと足腰への負担が大きくなります。

また、階段をゆるやかにすることで、小さい子どもや妊娠中の女性、高齢者にとってもプラスに働くでしょう。
ペットを飼う上では、階段をできるだけゆるやかにするのがポイントです。

7.室内に飾る観葉植物の種類に気をつける

ポトスやクワズイモなどのサトイモ科の植物は観葉植物としてよく室内に飾られます。
しかし、犬や猫などの口に入ってしまうと、口内炎を起こしたり、下痢や嘔吐などの中毒を起こしたりする可能性があり、非常に危険です。

また、観葉植物以外にも、チューリップや水仙、朝顔などの植物も避けたほうが無難です。
庭や室内には極力植物を置かないようにするか、犬や猫が触れないような高さに置くようにしましょう。

犬と暮らすための家のアイデア5選

次に、ペットの中でも、特に犬と暮らすための家づくりのアイデアを5つ解説します。

1.水場を設ける

犬と暮らす場合は、玄関や勝手口に水場を設けるのがポイントです。
動き回るのが大好きな犬にとって、毎日の散歩は欠かせません。散歩から帰って室内に入るためには、足の汚れを落とす必要があります。

小型犬であれば、洗面台や浴室まで抱きかかえて連れていけます。
しかし、大型犬の場合は難しい場合もあるでしょう。足を洗うための水場は玄関まわりに設置しておくのがおすすめです。

2.外が見える窓をつくる

外が見える窓を作るのもよいでしょう。犬は留守番をしている時に、家族が帰ってくるのを楽しみに待っていることがあります。
飼い主の帰りを待つ愛犬の姿はイメージしやすいのではないでしょうか。

犬用に外が見えるための窓をつくっておけば、犬も寂しい思いをすることがなくなるかもしれません。
窓は大きいものでなくても、犬の大きさに合わせて目線に合うものを作るのがポイントです。

3.ドッグランができる庭をつくる

いくら室内の回遊導線を良くしても、室内だけでは犬が自由に走り回れる範囲には限界があります。

しかし、ドッグランができるほどの庭をつくれば、散歩と違い、犬もリードなしで自由に動き回れます。余裕があれば、ドッグランができる庭をつくつことも検討してみましょう。

4.玄関の飛び出し防止する

犬は家の外から人が来ると興奮して、玄関ドアを開けるのと同時に、外へ飛び出してしまう可能性があります。
玄関が大通りや車通りに面した立地であれば、大切な犬が交通事故に遭ってしまうかもしれません。

そのため、玄関と居間の間を扉で仕切るなど、間取りを工夫すれば飛び出しの防止ができます。

5.ヒノキチップを使う

犬の病気による死因のひとつに、犬フィラリア症という病気があります。
犬フィラリア症は血液中に交じっている幼虫を持っている蚊に指されることで発症するものです。

そのため、蚊を寄せつけなくするためのヒノキチップを庭や観葉植物などに使用すれば、犬フィラリア症にかかるリスクを下げられます。
また、ヒノキにはヒノキチオールという防虫効果のある成分も含まれており、蚊よけとあわせて消臭効果も期待できるでしょう。


以上、犬と一緒に暮らすためのアイデアを5つご紹介しました。
犬用の窓やドッグランができる庭など、図面の設計段階から考慮すべき要素はたくさんあります。

大切な愛犬と末永く暮らすためにも、ご紹介したアイデアを十分に検討してみましょう

猫と暮らすための家のアイデア3選

次に、猫と暮らすための家づくりのアイデアを3つご紹介します。
猫は犬と違い、自由な性格なので、いかにストレスを感じさせないががポイントだといえるでしょう。それぞれくわしく解説します。

1.キャットウォークをつくる

猫は高いところが好きなので、キャットウォークをつくるのがおすすめです。犬と違い、猫は縦横の立体的な動きを好みます。運動不足解消のためにも、キャットウォークを取り入れましょう。

新築での施工であれば、予算は5〜10万円ほどで作れます。一度作ればこまかいメンテナンスも不要なため、ぜひ検討してみてください。

2.ペットドアをつける

ペットドアとは、ペットが通り抜けできるための小窓のこと。
猫は自由な移動を好むので、扉が閉まっていると、無理やり通ろうとしてドアに激しくぶつかったり、爪でひっかいたりする可能性があります。

しかし、ペットドアをつくっておけば、猫にとってスムーズな移動ができる上、開閉時には一般的なドアと比べて、挟まるリスクもありません。
また、通って欲しく時は簡単にロックをかけられるので便利です。

3.爪とぎ対策をする

猫を飼う場合、爪とぎ対策は必須です。猫は気分を切り替えたい時や自分のなわばりを主張したい時に、爪とぎをする習性があります。

猫本来の特性のため、爪とぎをやめさせたり、しないようにしつけるのは難しいでしょう。

対策としては、壁の素材そのものを漆喰にすることが挙げられます。
漆喰壁であれば、猫が爪とぎをしなくなったというケースも少なくありません。また、漆喰壁にはにおいを吸収し、分解する作用もあるため、消臭効果も期待できます。

『THE FUN house』では、地球と人にやさしい漆喰壁を使った、自然のあたたかみを感じられる家づくりをしています。
有明海の貝灰漆喰や熊本の小国杉などを使用し、素材にもこだわった、人にとってもペットにとっても居心地のよい家です。

ペットと暮らす家を建てるなら『THE FUN house』

当記事では、ペットと暮らすための家のアイデアをご紹介しました。
ペットの代表格である犬と猫と暮らすには、それぞれの特徴に合わせて間取りから設計していくのがポイントです。

ご紹介したアイデアを取り入れて、末永くペットと一緒に暮らせる理想の家づくりを実現しましょう。

『THE FUN house』の家は、新築では味わえないような趣があり、九州産の無垢の木と漆喰でできた家は自然のあたたかみを感じられます。

住まう人はもちろんのこと、犬や猫などのペットも安心してのびのびと過ごせるため、1秒でも長く大切な時間を共有できる場所となります。

詳細は以下の施工事例をご覧ください。
施工事例はこちら

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