イベントレポート #2|左官職人と一緒に!漆喰塗り体験|福岡県柳川市

みなさんこんにちは、山川南美です。
先日、『THE FUN house』では、事務所で「漆喰塗り体験」を開催しました!
大好評で早くも枠が埋まり、ご新規様9組・オーナー様1組のご参加をいただきました。
アート作家さんやDIYを始めようとしている方が多く、
「左官職人さんに実際に会ってみたかったんです!」という声がたくさん聞かれました。
まずは基本の“コテ返し”からスタート。
コテ返しとは、左官職人さんが漆喰を塗る前に、コテで漆喰をすくうときの動作のことです。
これができないと塗れない!ということで、皆さん真剣に練習されていました。

はじめは漆喰を乗せずに“エアー”で動きを確認し、
慣れてきたら漆喰を乗せて実践。
ところが、漆喰を乗せた途端に難しく感じてしまい、思うようにできなくなる方が続出。
続いて、左官職人が左上から下に向かって塗り方のお手本を見せ、その後、参加者の皆さんにも実際に塗っていただきました。

お手本ではあんなに滑らかだったのに、「あれ?広がらない!?」と戸惑う声もあがっていました。

『THE FUN house』の壁は、漆喰を約3mmの厚さで、いつも職人さんに丁寧に塗っていただいています。
その話を聞くと皆さん驚かれ、「えー!すごすぎます…」と感嘆の声。
自分の塗った壁を見つめながら、試行錯誤を重ねておられました。

漆喰塗りには、その方の性格や感性・センスが表れる気がします。
慎重に少しずつ塗る方、材料をたっぷり取って大胆に塗る方、アドバイスがなくても感覚的にきれいに仕上げる方。
塗り方も完成も十人十色で、見ていてとても面白かったです。
ちなみに私も、半年ほど前に漆喰塗り体験をさせてもらいましたので、今回初めて体験された方のお気持ちがよく分かります(笑)。
今回の体験用ボードの下地塗りは、私がさせていただきました。
塗る経験を積んでいくと、少しずつ上達していく感覚があります。
上手に塗れるようになるには、左官職人さんから正しい知識を学び、自分で回数を重ねるしかないんだなぁと再認識しました。
今回、初めて漆喰を塗る方が多かったのですが、皆さんとても器用で、とてもお上手でした!

最後に左官職人が、数種類の塗りパターンを披露。
やはり――圧巻でした。

貝灰漆喰の良さを知ってくださった方の中には、
「トイレだけでも塗ってみたい!」とその場で漆喰を購入される方や、
「ぜひ左官職人さんに塗っていただきたいです!」という方もいらっしゃいました。
皆さんにとって、このイベントが良いきっかけになったようで、企画して本当に良かったな〜と心から思いました。

『THE FUN house』が大切にしている“漆喰”や“左官職人”に興味を持っていただき、
足を運んでくださった皆さまに心より感謝いたします。


またお会いできるのを楽しみにしています。
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