家族への想いを込めた 漆喰の五彩を愉む平屋

THE FUN house
| Works Photoclip

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筑後市北長田 | 平屋(延床78.25㎡) | ご家族2人

築50年以上の家の建て替えを検討されていた施主様。
ご友人が建てられた『THE FUN house』を訪れられ、無垢材のあたたかみや香り、自然素材の心地よさに魅了されたことをきっかけに、家づくりがはじまりました。
「家族がいつまでも心地よく暮らせる家をつくりたい」そんな施主様の想いを込めた、薪ストーブのある広いリビング、各部屋に合わせた色合いの漆喰壁、全て無垢の木でつくられた寝室などこだわりが詰まったお家。日々の暮らしを穏やかに愉しめる平屋です。

【施主様インタビュー】

家族の歴史と、これからの時間をつなぐ平屋の住まい

「やっと、建てられました」そう穏やかな表情で語ってくれた施主様。お母様と暮らすための平屋の住まいが、ゆっくりと、でも確かに形になっていったその過程を伺いました。

(施主様)建て替えをちゃんと考え始めたのは、5年…いや、もっと前からです。もともとここにあった家が、もう50年以上経っていて、地盤沈下でちょっと傾いていました。実家なので思い入れもありましたが、このままでは住み続けるのが難しいなと感じていました。

リフォームも少しは考えましたが、家の歪みなどもあったので、もう一度ゼロからやり直した方がいいのかなと思い、大工さんにも相談していました。

“無垢の木の家”との出逢い

建て替えが必要だとは思っていても、なかなか決められなかった施主様。お友達が建てられた『THE FUN house』の家を見たことで、自然と気持ちが動いたのだそうです。

(施主様)他のハウスメーカーは見ていませんでした。知り合いの大工さんに聞いたりしながらも、決め手がなく、ずっと迷っていた感じです。そんな中、友人が建てた『THE FUN house』の無垢の木の家を見て、「ああ、こういう家にしたい」と直感で思ったんです。無垢の木の香りやぬくもり、空気の質が違うように感じて。やはり、素材の魅力には勝てなかったですね。

そして、やっぱり…薪ストーブ。昔から好きなんです。ただ年齢のこともあり、「今はいいけど、薪を集めるのも大変になるよね」って話してたんですけど、やっぱり入れました。

理想は暮らしやすい平屋

これからの暮らしを考えたとき、段差のない平屋が最も自然だったそうです。お母様との距離感や、必要な広さを見極めた間取りが生まれました。

(施主様)平屋にすることは、最初から決めていました。母も高齢ですし、段差や階段のない暮らしが一番安全だろうと考えたからです。仏壇のスペースさえあれば和室は必要ないと思っていましたし、その分リビングを広くして、母の寝室もすぐ近くにしたかったんです。無理なく、自然に暮らせる距離感が大切だと感じました。

収納も多めにつくりました。これは、『THE FUN house』で家を建てた友人の奥さんからのアドバイスがきっかけです。
「服や日用品など、いろいろあるから、収納は多い方が絶対にいいよ」と言ってくれて。

そうした希望を、設計士さんがうまく形にしてくれました。最初に提案してもらった間取りから、あまり変更はしていません。

家の中心は“リビング”

日常のほとんどを過ごす場所として、リビングに重きを置いたそうです。薪ストーブを囲む時間が、何よりのくつろぎになっているとのこと。(施主様)やっぱり、リビングが家の中心になりました。寝るだけの部屋よりも、日中をゆっくり過ごせる空間が大事だと思って。薪ストーブも設置して、冬はここで暖まりながら水槽を眺めたり、母とゆっくり話したり。そういう時間が持てるのが一番の贅沢ですね。

自分たちらしい“彩り”を愉しむ

漆喰壁の色選びは、デザイン性よりも「好きな色」を優先。旅先での記憶や、日常の心地よさをヒントに、あたたかくやさしい空間が生まれました。

(施主様)母の寝室の漆喰壁はオレンジ色にしました。旅館で見たときに、落ち着く色だなと思ったんです。睡眠にもいいと聞いたこともあり、母も気に入ってくれています。玄関は空色、トイレは緑色にしました。

そして、自分の寝室は、天井も壁も床も無垢の木にしました。これは『THE FUN house』さんの見学会で見た家みたいにしたくて。もう、ピンときましたね。それぞれの部屋で印象がまったく違っていて、面白いですよ。
少し変わってるかもしれませんが、住むのは自分たち。楽しく暮らせたら、それが一番だと思っています。

そして、もう一つの“夢”も

施主様は、かつて家中に水槽を並べるほどの金魚・熱帯魚好き。今回はコンパクトに、けれどしっかりと「好き」を暮らしの中に取り入れられたそうです。(施主様)金魚と熱帯魚、昔は本格的にやっていました。2メートルの特注水槽を中心に、壁一面が水槽!まるでお店みたいでした(笑)。
今はそこまで大がかりにはしませんが、やっぱり好きなことは続けたいので、小さめの水槽をまた置くつもりです。その前にダイニングテーブルを置いて、座って眺められる“特等席”に。手入れが行き届く範囲で、趣味として楽しんでいこうと思っています。

“居心地のよさ”という言葉の意味

迷った時間も含めて、「自分たちらしい家」をつくれたことが何より嬉しかったと話してくださいました。

(施主様)正直に言うと、お金のことだけを考えれば、知人に頼んで安く建てるという選択もあったかもしれません。でも、それではきっと、気持ちは動かなかったと思います。

なんていうか…しっくりくるんですよね。「居心地がいい家」。それに尽きると思います。この家に帰ってくると、自然と肩の力が抜けて、心が落ち着く。居心地がいいって、そういうことなんじゃないかなって思います。自分たちの好きな色、好きな間取りでつくったからこそ、自然とそう感じられるんだと思います。やっぱり、自分たちで決めてつくっていくと、愛着もまったく違いますね。

これからも、ゆっくり、じっくり、この家と一緒に暮らしていけたらいいなと思っています。

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